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クックパッドの海外展開について考えていたら英語版がリリースされてた

先日、クックパッドで世界のマイナー料理を探す方法ってエントリーを書きました。

そんな流れからクックパッドの海外展開についてあれこれ考えていたら、英語版クックパッドがリリースされました! cook

クックパッド社のリリースによると、クックパッドのレシピのなかから海外の家庭でも手軽に作りやすい人気レシピを英語に翻訳して公開。オープン当初は約1500品の掲載レシピ数からスタートし、早期に数万品まで増やしていく予定との事。

まずはレシピメディアとしてスタート。最終的には最終的にはユーザー投稿型にしていくでしょうから、段階的に導入していく感じでしょうか? どのように成長させていくのか興味深いです。ちなみに翻訳してくれるユーザーの募集をしているようです。

海外のレシピサイト

クックパッドが2013年4月期 決算説明会資料の中で海外展開時の競合を2サイトあげています。

二つとも知りませんでした。特に世界No.1のサービス「All Recipes」は日本語サイトまで用意されていた。初めて聞いたくらいだし日本戦略は上手くいっていないでしょうね。たまにウォッチしていこうと思います。

最後に

英語版クックパッドがリリースされる直前、クックパッドの海外戦略について思う事をTwitterに書きました。せっかくなのでこちらにまとめておきます。

クックパッドの海外展開への3つのハードル

クックパッドの海外展開はユーザーとしてもメリットが大きいから成功してほしいと思っている。気になるのは、日本のように食の多様性がある国ってどのくらいあるんだろうか。ある程度先進国でなければ、外国の料理を自分の家で作るイメージが沸かない。

例えば日本食は世界で人気って聞くけど、日本食レストランで食べたとしても、果たして家で作るんだろうか?

一つは食材の問題。やはり土地ごとの食材の違いが料理の多様性を生むから、ある程度色々な食材が手に入らなければ多様な料理は作れない。これは物流網の問題にも関係する。ある程度なんでも手に入る環境が下地にあるからこそ色々な料理を作れる。

もう一つはキッチンのスペックの問題。日本はオーブンもあるし火も使える。他にも様々な調理器具が簡単に手に入る。例えばヨーロッパみたいに電熱器が主流で火を使わない環境だと中華料理は作れない。途上国だとより制約は増える。

最後に文化的な問題。日本ほど家庭に外国の料理が並ぶ国は多分ない。日本では食卓へ普通にイタリアンが並ぶ。厳密に言うと日本食ナイズされたイタリアンであるけど、そうやって家庭でいわゆる和食以外のものを作って食べる文化が生まれてから随分経っている。そういう文化は外国にあるのか?

すべてデータに基づく話では無く、推測でしか無いのだけれど、つまり、今のクックパッドをそのまま輸出したからと言って日本と同じような使われ方になるとは思えないんだよね。だからとても興味深い。

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